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言葉の可能性

2010.01.09 *Sat
我思う故に我在り



あのおっさんはハエを見ただけで自分の存在を認知できた
なんてラッキーなんだろう

私は馬鹿だからハエを見たって自我を確認できない
だって
ハエが飛んでいる
っていう考えが自分の考えだって思えないから
ハエが飛んでいる行為に対して誰かが「ハエが飛んでいる」って教えてくれたからそれが分かるのであって
決して自分でその行為に対して名前をつけたわけではない
ただの受け売りだ

でもそう考えてみたらいよいよ自分なんて存在の居場所がなくなる
私の名前も所詮親がつけたものであって
自分で決めたものではない
自分の物ぶってるだけで自分のものじゃない
みんなのものとも言う
話している言葉だって自分のものじゃない
この考えすら自分のものじゃないのかもしれない
どこかで読んだか聞いたかしたものを貯蓄しておいて
それを言っているだけかもしれない

ただ、ひとつだけ確かなことがある
それが言葉だ
私が話している言葉は私のものじゃない
その代わり誰のものでもない
みんなのものですらない









本題はむしろ追記のほうなんだけど
考えがうまくまとまらない
それでもいいっていう人は追記へ


って言ってみてほしい
その音を聞いたときに私たちは「あ」を思い浮かべる
「ア」かもしれないし「亜」かもしれない
思い浮かべる形はそれぞれだろうけど少なくとも私たちはたった一つの音から複雑な形を思い浮かべることができる

じゃぁ昔の人は?って考える
大昔の人はこの「あ」っていう音を知っていたとしても
それが「あ」だとは気づかなかったはずだ
思い浮かべていたのは匂いか、触感か

誰かがたくさんある音の中から「あ」を拾い上げて「あ」っていう名前を与えた
誰かが中国から持ち帰ってきた文字にその音を与えてあげた
誰かがその音をさらに形にしてみた
誰かがそれを使用した
誰かがその音と形を廃れさせずに受け継いだ
そして私たちは誰かから「あ」っていう音と「あ」っていう形を習った


すごいことだとは思わないか
たったひとつ「あ」って声に出すだけで
私は大昔にタイムスリップできるしたくさんの人とつながれる
一人になんて絶対になれない
ごらんよ
「あ」
たくさんの人が見え隠れするだろう?
奥が深いだろう?
ずっとずっと潜って行きたいくらい綺麗



私がしゃべっている言葉は所詮そんなたくさんの人のかけらを集めたものでしかない
だけどほかの誰かがしゃべっている言葉の中には私のかけらも入っているはずなんだ
たとえ私の中に私が確固たる存在として居なくても
私はこの世の誰かの言葉の中に小さく散らばって入っている

我思う故に我在り

これには同調できないけれど
思わなければ喋れないからこの言葉の中に全部入れちゃっていいかな、とも思う



私は言葉の中に居た
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